干支とは |
10種類ある十干(甲、乙、丙、丁、戊、庚、巳、辛、壬、癸)と、12種類ある十二支(子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥)の組み合わせです。「甲子」から「癸亥」まで60種類あります。すべての年、すべての月、すべての日がそれぞれこの60種類のいずれかになっており、また、年は60年で一巡、月は60ヶ月で一巡、日は60日で一巡します。 |
1:甲木
林とは甲が複数あることです。棟梁とは甲木です、甲は他の影響を受けにくい干の強さになろうとすれば、土支に深く通根するのがよいということです。
甲木に庚金がなければ有用の人材にはならないが、強すぎる丁火では、甲は弱くなり丁がさらに強くなるということでしょう。ただしこれは土や水の弱い甲の場合に限ります。
2乙木:
連根木とは乙木のことです。甲木と乙木は同じ木でも全然性質が違うのです、乙木は根も葉もある草木のイメージです。
乙は水、とくに壬の多すぎをきらい、金の剋を使って弱めることは苦労する、ということです。
乙木は強すぎる四行(火水金土)に逢えば、非常に影響を受けて弱くなるということになります。
3丙火
丙火は明々とした一つの太陽です、その光はもともと正大で万物の根本をなすものである。
甲が強すぎる場合はかえって影になって、丙のよさが出ずかえって害になる。
4丁火
丁火は一本のろうそくの火のようなものです。
水に生じられていない乾いた甲木は丁を強めることができるが、いくら木が多くても水が多い場合は、木は丁火を生じることができない。
5戊土
戊土は城壁や堤防のようなもので、激しい江河海を押さえるには根が重い必要がある。
命式中に合があっても形はまだ強いが、地支に通根していない日干ではその勢いは失われる。甲戊の関係はあまりいい関係ではないので、甲木用神の場合は成功しても苦労することが多いものです。
6己土
己土は田園の土であり東西南北いずれにも属し、己が強ければ万物の大地となりえる。
水や金が強く己が弱い場合には、火や土(印や比劫)があって、局(会や方合)などあれば最も良い。
7庚金
庚金は固くその性質は極めて剛です。火で制することができるが、火が強すぎて行運に火がくるのはよくない。
8辛金
辛金は珠玉であってアクセサリ的なものである。
辛金が最も好むのは、強すぎない丙、戊、壬で、辛が壊されないことである。
9壬水
壬水というのは海や大河の水を言います。
壬(みずのえ)、陽の水になります。
四柱推命では、庚辛を水源として生み出され、水が多い時は戊土で洪水を防ぐのが望ましいとされています。
束縛されることを嫌い、考え方もその時々によってよく変わります。
細かいことは気にしないタイプです。壬水は水によって生じられて弱められることはなく、いずれの五行十干にも影響を与えるということでしょう。また、壬水は強すぎても弱すぎても害になることを示唆しています。
10癸水
癸水 は(陰)の水になります。で、雨・露・霧・豪雨など、天から降る水のようなものである。季節によって雨はその様相を変えます。. 春や梅雨の時期には大地を潤し、夏には雷雨になり、亥と子に通根すれば川のような振る舞いをする。
十干の象意表
十干 | 読み方 | 象 意 |
甲 | 「こう」または「きのえ」 | 威厳、正直、剛毅、独断、頑固、浪費、胆嚢、毛髪、頭部、脳 |
乙 | 「おつ」または「きのと」 | 円満、敏感、想像、保守、忍耐、薄弱、肝臓、手指、頭髪 |
丙 | 「へい」または「ひのえ」 | 正義、寛大、活発、虚栄、権力、短慮、小腸、目、肩、発熱 |
丁 | 「てい」または「ひのと」 | 友好、進歩、敏捷、進取、従順、暴走、心臓、血圧、吹出物 |
戊 | 「ぼ」または「つちのえ」 | 機知、豪雄、順応、狡猾、交際、短慮、胃、筋肉、皮膚 |
己 | 「き」または「つちのと」 | 温和、忠実、融通、細心、耽溺、芸術、冷静、脾臓、腹部、結石 |
庚 | 「こう」または「かのえ」 | 多情、理想、拝金、粗忽、欺瞞、不安、硬直、大腸、胸、耳、 |
辛 | 「しん」または「かのと」 | 実際、中庸、聡明、憂鬱、過酷、冷淡、柔剛、肺、歯、胸 |
壬 | 「じん」または「みずのえ」 | 積極、粗野、性急、競争、淫乱、膀胱、脛、生殖器、血液、リンパ |
癸 | 「き」または「みずのと」 | 啓発、活動、強制、開拓、死亡、不幸、排他、腎臓、耳、足、ホルモン |
十二支(じゅうにし)とは、「子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥」の総称です。
十二支は、月だけでなく、年や日、時間、また方位 にも割り当てられています。
十二支 | 読み方 | 意味 |
子 | ね | 気が利いて、細かなことに気がつき、きれい好きで掃除好き。金銭面 では、無駄遣いすることもなくまじめだが苦労して貯めたお金を、異性関係で失うなど恋愛で身を崩す恐れがあります。 |
丑 | うし | 言葉少なく、辛抱強く、根気良く、コツコツ派で信用もあります。好き嫌いがあり自分の考えを押し通 す傾向にあります。いったん怒り出すと止められないところがあります。 |
寅 | とら | 考え深く落ち着いて、人の上に立ち尊敬されますが、それに甘んじて、おごり高ぶると、気ままがちになることも・・・。みんなのリーダー的存在ゆえ、とかく目上の人と事を争いになる。 |
卯 | う | 愛嬌があり、お世辞もうまく人気者。財産や幸福に恵まれる。人に遠慮ばかりして、自分の考えは要領を得ない。異性関係で苦労する傾向にある。 |
辰 | たつ | 威勢がよく人に引き立てられ、上に押し上げられることも・・・。人にこびたり、おべっかを遣ったりできない。短気で負けず嫌いの性格で損をすることも・・・。 |
巳 | み | 用心深く人を簡単に信用しないため、なかなか心の中を人に見せない。金銭面 では、お金には一生苦労しない。見栄っ張りで疑い深く嫉妬心が深いことが欠点。 |
午 | うま | お調子者でお世辞がうまく人気者。お金にも苦労しないので、交際上手。見栄っ張りで外見を飾る傾向も・ |
未 | ひつじ | 礼儀正しく気品がある。人に威張ることもない。しかし、考えすぎ取り越し苦労をする傾向も、臆病であれこれ迷い優柔不断になりがち。 |
申 | さる | 要領よく、何でもこなせる器用な人。人の機嫌を気にしているうちはよいが、策略をはじめると自分が優位 に立つために嘘をつくことも・・・。 |
酉 | とり | 細かい事によく気がつき、如才なくなんでもこなし働き者だが、気が変わりやすい。自分の力以上の高望みをすると損をする。 |
戌 | いぬ | 義理がたく、正直者で陰日なたのない性格。くよくよ悩みなかなか人にはっきりと言い切れないため、自分ばかり骨折り損をする傾向にある。 |
亥 | い | 目標を高く持ち貫ける強い気性。思い込んだら、後先も考えないで猛進してしまう。それゆえ人付き合いでは、なかなか人に理解されず、誤解され嫌われたり憎まれたり損をしてしまう傾向。 |
天干意像:
甲 | 林,木 | 乙 | 庭園、牧草、作物畑、花,草 |
丙 | 太陽の光、明るい燃えるストーブ | 丁 | かすかな蝋燭光 |
戊 | 山、高い建物、土地 | 己 | 畑地,小さな空き地 |
庚 | 高い金属製の物体、電柱、送電鉄塔 | 辛 | 小さな金属製の物体 |
壬 | 川、湖、海 | 癸 | 小川,雨 |
地支意像
子(鼠) | 小川、井戸 | 丑(牛) | 墓地、池、井戸、寺院 |
寅(虎) | 林,木 | 卯(兎) | 倉庫、庭園、小さな林; |
辰(龍) | 貯水池、小川、井戸 | 巳(蛇) | 日が照る場所 |
午(馬) | 小火・田んぼ・道教寺院 | 未(羊) | 畑、牧草地、作物畑 |
申(猿) | 道路、機械屋 | 酉(鶏) | 宝石類、工具収納倉庫 |
戊(狗) | お寺、道路、広い空き地 | 亥(豚) | 川、湖、海、貯水池、田んぼ |
甲戊兼牛羊
乙己鼠猴乡
丙丁猪鸡位
壬癸蛇兔藏
庚辛逢马虎
此为贵人方
駅馬神を持っている人のメッセージは、生涯を通じて動きが発達しているので、
故郷から離れた方が良いでしょう。
女性は遠方に嫁ぎ、男性は働きに出て、
海外に出て勉強し、最終的には先祖を残して定住することを選択し、
特に年運か大運”冲”出ればとさらに駅馬神のメッセージは強くなります。
以下は中文解説:
天干意像:
甲 | 树林 | 乙 | 花园、草原、庄稼地、矮树林 |
丙 | 太阳光、燃烧炉、高大亮灯光 | 丁 | 微弱的亮光 |
戊 | 山、广阔的空地、高大的建筑物 | 己 | 凹陷、小的空地 |
庚 | 高大的金属物、电线杆、发射塔、路 | 辛 | 低小的金属物 |
壬 | 河、湖、海 | 癸 | 小溪、沟、下水道 |
地支意像
子 | 小溪、井 | 丑 | 坟地、池塘、粪池、井、庙 |
寅 | 树林 | 卯 | 库房、花园、小树林; |
辰 | 水库、小溪、井 | 巳 | 阳光普照; |
午 | 小火堆、田园、道观 | 未 | 田园、草地、庄稼地; |
申 | 路、机器厂房 | 酉 | 珠宝、工具仓库; |
戊 | 庙、马路、广阔的空地 | 亥 | 河、湖、海、水库、稻田 |